子どもが高校受験を迎える10年後、社会はこんなにも変わっている!
今から10年後というと、2033年。
私の子供はちょうど高校受験を控えて、
将来の進路を左右する大事な時期を迎えています。
その頃に社会がどうなっているかなんて、
全く想像つかないですよね…。
私も最初は全然想像もできませんでした。
結論から言うと、10年後は社会の仕組みや考え方は、
激変している可能性が高いです!
それも、これまでの親世代が経験したことのない
スピード感でデジタル化していく
ことが予想されています。
これだけ聞くと、どんな未来なのかイメージが難しくて漠然とした不安感しかないですよね…。
でも心配しないで下さい!そんな漠然とした未来も、少しずつイメージできるようになると、10年後の我が子のために、今してあげるべきものが少しずつ見えきます。
まずこの記事では、そんな10年後の未来の
大まかな姿を見ていきたいと思います。
未来をつくる指針!「Society5.0」って何?
いきなりですが、「Society 5.0」って言葉を
聞いたことありますか?実はこれ、日本政府が提唱している
「未来の社会の形」を表す言葉なんです。
言ってみれば、未来社会を見通すための
羅針盤のようなもので、
「社会をこんな方向に発展させていきましょう!」という
みちしるべになっています。
これまでの歴史を見ると、
社会は大きく4つの段階を経てきました。
・狩猟・採集の社会(Society 1.0)
・農耕の社会(Society 2.0)
・工業化の社会(Society 3.0)
・情報化の社会(Society 4.0)
そして今、私たちは次のステージ、
「Society 5.0」に向かって進んでいます。
「でも、Society 5.0って今と何が違うの?」と思いますよね。
簡単に言えば、AI(人工知能)やロボット、ビッグデータ、
IoT(モノのインターネット)などの最新のデジタル技術を
活用して、誰もが健康で、安全快適に生活できる
「人間中心の社会」をつくることを目指しますよってことです。
デジタル技術は、生活をどう変える!?
どんな世界が来るのかワクワクする一方、
何かよくわからなくて不安な気持ちもありますよね。
ここでもう少し具体的に、私たちの日常生活において
「どんなことが変わるの?」か見ていきましょう!
完全自動運転車の普及(交通)
ニュースでも度々話題になっている自動運転車。現段階では、公道での実験が始まったりしているところですが、10年後には当たり前のように走っているでしょう。
特に人手不足が心配されているバスや運送トラックなどから、どんどん自動運転化されると言われています。
会話の同時通訳化(日常)
ChatGPTに代表されるように、文字でのリアルタイム翻訳は普及がどんどん進んできていますが、10年後には話し言葉が瞬時に外国語に変換されるような世界が予測されています。
デジタルな農業スタイル(産業)
農業においても、トラクターが無人で動いて耕したり、作物の収穫などもAIなどの技術を発展させて無人で収穫したりする技術が普及して一般化してきていると言われています。
遠隔治療技術の普及(医療)
医療では、遠隔治療の技術が発展すると言われています。日本のドクターが、日本にいながら海外の患者さんを診察して手術したりと、国境を超えた治療の実現などが想定されています。
経団連から発表されているこちらの動画を見ると、
10年後のイメージがよく分かるので、添付しておきますね!
まとめ
いかがでしょうか?Society 5.0の社会までに、
私たちが経験してきた幼少期の10年とは
比べものにならないスピードでデジタル化の波が
やってきます。
便利な社会になる一方で、デジタルに関する知識は
あって当たり前!もっと深い知識があることが
前提の社会になっていきます。それもすごいスピードで。
そんな時代に高校生となっていく我が子のために、
これから親がしてあげられることはなんだろうかと、
悩んでいました。。
色々調べてみた中で、
私なりにしっくりと腑に落ちたのは、
STEAM教育の考え方でした。